気象庁9時の地上天気図を見ると南シナ海南部には何もないがシベリア高気圧起源のコールドサージが北東風として吹き込んでる↓。
引用元:気象庁
海面付近の風の流れを見るとインドシナ半島の南海上にある渦に向かってコールドサージがスピンをかけるように流れ込んでる様子がわかる↓。
引用元:earth
インドネシア気象局発表の高度900m付近の風の流れを見てもこの付近で渦を巻いてることがはっきりわかる↓。
引用元:インドネシア気象局
高度3000m付近(上段)や1500m付近(下段)の天気図を見てもこの付近には暖気核を示すWマークがあり、熱帯性の性質を持つ渦巻だと考えられる↓。
引用元:気象庁
冬季、この付近に何かあっても気象庁は地上天気図にはなにも描かないことも多いが欧米では熱帯じょう乱があるとしている。
ただし、欧米のアンサンブルメンバーをみてもほとんど発達しないとしている↓。